校歌の作詞・作曲はさだまさしさんに依頼して作ってもらったものです。さださんは琴海町に「詩島」という島を所有されており,「ご近所のよしみ」ということで作っていただきました。
「学校の生徒がかなり広い地域から通っているため,特定の地域性を強調することは止めました。この学校はこれから発展していく学校なので,未来を見据えた歌詞にしました。校歌は大勢の人が歌うので,狭い音域の中で,なるだけ美しいメロディーを出せるように努力しました。」とのことです。MDに録音されたさださんの歌う校歌を聴いたときはジーンときた人も多くいました。2001年11月29日の校歌碑の除幕式に,さださんに来ていただきました
除幕式の後、全校生が体育館で出迎え、校歌作曲に際しての思いを語っていただきました。「卒業後、何年かして思い出してくれる歌が校歌だと思う。美しい海と頑張っているみんなを想像しながら、一生懸命作った。」「後からじっと効いてくるのが校歌だ。これをコウカ抜群という。」というユーモア溢れる話でした。最後に、全員で校歌を斉唱し、さださんにお礼の花束を贈りました。
サイン入りのさださんの本は学校の図書館に置くことになっています。毎年,8月6日に行われる稲佐山コンサートには生徒の代表が挨拶に行っています。