1月23日(木)に食育集会を行いました。
今年度は「災害時の食について学ぼう ~大切な命をつなぐための食「もしも」のときのためにできること~」というテーマのもと、保健委員会で取り組んだ、食に関するアンケートの集計結果や災害時の食の問題点について調べたことの発表、災害時に役立つ簡単レシピの紹介と実演を行いました。
「災害時の食」に関して児童生徒、職員へ行ったアンケートでは、「事前に準備しておくことが大切」「おいしくないイメージがある」「想像がつかない」など様々な意見があることが分かりました。また、災害時の避難所生活における食の問題点としては、「主食になる食べ物と比べて、乳製品、肉類、野菜など、おかずになる食品は不足しているところが多かった」「飲み水が不足して十分な水分が取れなかった」など、過去の災害を知ることで、十分な備えが必要なことが分かりました。
最後に、災害時に役立つ防災レシピとして、アルファ化米と卵スープの素で作る卵雑炊や切り干し大根のリンゴジュース和えなど、4品目の作り方を実演しながら紹介しました。試食をした教員から「普段食べている米よりも芯があるような食感だけどおいしい」など感想がありました。児童生徒も教職員も実演の様子を興味をもって見学できました。
日頃からの備えの大切さや、毎日当たり前のように食事ができることへの感謝の気持ちをもって、日々を過ごしてほしいと思います。