令和6年11月20日(水)東アジア歴史・中国語コースの1年生が、歴史学入門の授業で11回目の島内巡検を行いました。今回は、芦辺町にある安国寺、男嶽神社、カジヤバ古墳を訪れました。安国寺は足利尊氏と弟の直義の命で建立されたお寺です。また、境内にある樹齢600年を超える「大スギ」の大きさに生徒たちも驚いていました。中央と壱岐のつながりや、中世から続く壱岐の長い歴史を改めて感じることができました。男嶽神社では、奉納された200体を超える様々な石猿を歴史的背景を考察しながら観察しました。明治時代までは山全体が御神体と知った生徒たちは、神社周辺を散策すると不思議な感覚になったようです。カジヤバ古墳では、これまで訪れた古墳の石室とは違う、特徴的な石室構造を観察しました。