4月8日(金)16時30分より本校第1体育館にて、令和4年度入学式を行いました。
新たに12名の新入生を大村定時に迎え入れ、今年度は全校生徒46名でスタートしました。
原昌紀校長からは、次のような式辞がありました。
12名の皆さん、入学おめでとう。皆さんの入学を心から祝福し、学校をあげて歓迎したい。これから皆さんが四年間、自らを鍛え、人生の何たるかを追求し、新たな歴史と伝統の担い手として、成長し、羽ばたいてくれることを願う。 暑い夏、寒い冬、雨や風の日、体調のすぐれない日もあると思うが、このことに立ち向かい頑張り勉強することで、見違えるように強くなり、何事にも負けない強い精神力を持つだろう。どうか、ここにいる仲間と手を取り合い、励まし合って、学校生活を送ってほしい。自分だけが苦労しているわけではない、みんな頑張っていることを時に思いながら毎日を過ごしてほしい。 そして「時を守り、場を清め、礼を正す」ことを実践してほしい。人間の社会は集団生活なので、お互いの自由や幸せを守るためにルールがある。学校生活にもルールがある。遅刻や欠席をしない、自分の学び舎は自分できれいにする、先生や友達と気持ちよい挨拶ができることを心がけてほしい。学校に来るのは、学ぶ喜びを感じ、クラスメイトと楽しく過ごすことのできる場であり、悲しい思いや寂しい思いをする場ではない。そのために皆さんは「きまり」あるいは「ルール」を守って生活することがお互いのためになっていることを理解してほしい。 特に本校定時制では、まじめに勉強したいと思っている人、これまで勉強しなかったことを反省し、高校では勉強したいと思っている人、また、学校に行きたかったがどうしても行けなかった人、寂しい思いをしながら学校生活を送ってこられた人、こういった人たちみんなが、堂々と楽しい学校生活を送らせてやりたいとの気持ちを全教職員が持っている。 最後に、「春風や 闘志抱きて 丘に立つ」という高浜虚子の句を紹介し、「よしやるぞ」という闘志を抱き、この学びの地に立っている。我々教職員は常に、あなた達と共に歩み、あなた達を見守り、しっかりと支えていくので、思う存分自分の力を発揮してほしい。高校生活は長いようで短いもの。一日一日を大切にし、卒業を迎えたときに、「ああ、大村高校に入学して良かった。充実した高校生活だった。」と心からそう言える日々を送ってくれることを願いたい。 |