本校が令和4年度キャリア教育優良教育委員会、学校及びPTA団体等文部科学大臣表彰を受賞しました。
この表彰は、キャリア教育の充実発展に尽力し、顕著な功績が認められた教育委員会、学校及びPTA団体等に対して、その功績を称え、文部科学大臣が表彰ものです。
以下、文部科学省HPから掲載します。
<主な取組>
1年次の「ふるさと学習」、2年次の「インターンシップ」でふるさとについて考察を深め、3年次にふるさとの課題を発見し、その解決法を考える「課題研究」に取り組む。以下は「課題研究」の内容の一部。
○「ふるさと納税でふるさとを元気に」
ふるさと納税を通じて南島原にお金を呼び込み、全国に魅力をPRすることでふるさとを元気にしたいと考えた。地元の製麺会社と連携し、コロナ禍において家庭で作成できる「そうめんクッキー手作りキット」を開発した。地元のスーパーで対面販売も行った。
○翔南原女(原城)の4コマ漫画 -原城跡をもっとPRしよう-
地元の世界文化遺産である原城跡をSNSを利用してPRする方法を考察した。幅広い世代に親しみやすくわかりやすいものにするため、原城に関する4コマ漫画を作成した。4コマ漫画は、地元観光協会の協力を得て、毎週観光協会のインスタグラムに掲載された。
○「優しい人×自然=民泊」
南島原市の「人の温かさ」や「豊かな自然」をより多くの人に知ってもらいたいと考えた。地元の観光協会や民泊経営者から情報を得て、農業体験や漁業体験の情報も記載した「民泊マップ」を作成した。
<取組の成果>
○「そうめんクッキー手作りキット」は南島原市のふるさと納税返礼品に登録され、令和3年11月中旬から販売が開始された。
○「ふるさと納税でふるさとを元気に」の取り組みは、令和3年度「長崎を元気にするアイデアコンテスト」において最優秀賞を受賞した。
○地域との密接な関わりを通じて、地域にまつわる職業への意識醸成とともに地域への愛着を育む機会となった。生徒のアイデアを生かした商品開発・販売といった取り組みを通して、生徒の意欲を引き出した。